採用代行と人材紹介の違い
外部に人材の採用を委託しようと考えたときに、どちらを利用するかで迷うケースも多い採用代行と人材紹介。ここでは2つのサービスの特徴と違い、費用感、選び方のポイントをまとめました。
採用代行と人材紹介はなにが違うのか？
採用代行とは、採用にまつわる業務の一部またはすべてを外部企業が代行するサービスのことです。採用担当者の負担軽減、採用業務のクオリティー向上、ノウハウの蓄積といった、さまざまなメリットが期待できます。
一方で人材紹介（エージェント）とは、自社で保有している転職希望者と人材を募集している企業をマッチングさせるサービスのこと。転職希望者の要望やスキルを把握しているため、企業側が求める人材を見つけやすいのがメリットです。
採用代行の費用感
採用代行の費用相場は25～100万円（月額）ほどと、かなり幅があるのが特徴。これは、採用代行の費用はサービスを提供している会社によって異なり、依頼業務・採用人数・期間などによっても変わってくるからです。
ただし、月額制のほかに、業務量によって費用が変わる従量課金型、採用決定時などに費用が発生する成果報酬型などもあるため、費用のムダが出にくいのが特徴です。
人材紹介の費用感
人材紹介の場合、ほとんどが成功報酬型です。採用者1人ごとに費用が決まっているケースと、採用時の年収によって費用が算出されるケースがあります。
年収の場合は、年度の始めから年度末まで在籍した場合の年収を指す「理論年収」の30％程度が成功報酬となり、理論年収が400万円の場合は120万円がエージェントに支払う報酬となります。
それぞれどういう企業に合うのか
幅広く獲っていきたいなら採用代行
採用代行の場合、求人媒体に求人票を載せることが多いため、ネットを通じて幅広い求職者にアプローチすることが可能です。専門スキルを持つ人はもちろん、未経験でもやる気のある人を集めたいなど、幅広く募集をかけたいという企業に向いています。
ピンポイントで専門性の高い人材がほしいなら人材紹介
専門性が高く、特別なスキルが必要な人材をピンポイントで獲得したい場合は人材紹介が向いているでしょう。人材紹介会社ではさまざまな求職者の情報を把握しているため、ニーズに合った人材が見つかりやすく、効率が良いと言えます。
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