近年では多くの企業が導入しているダイレクトリクルーティング。メール配信等による求職者へのアプローチとだけ聞くと従来のスカウトと変わらないように思えますが、この手法には企業にとって大きなメリットがあります。
ダイレクトリクルーティングの大きなメリットは、企業が人材に求める能力やスキルにマッチした候補者を、企業が選んで直接アプローチできることです。スカウトサービスからでも登録者の能力やスキルを抽出できるので、企業が求める人材と出会える可能性が高くなるでしょう。
求人広告も人材紹介も相応の費用を要しますが、ダイレクトリクルーティングの場合はSNSやセミナー経由であれば特段の費用はかかりません。スカウト機能を有する求人サービスでも、求人広告や人材紹介に比べると比較的安価です。
ダイレクトリクルーティングのデメリットといえば、単純に採用業務が増加することです。採用手段はスカウトメールがメインになるため、ターゲットの選定やオファー文章の作成、返信対応など、採用担当者の業務負担は大きくなります。
SNSやセミナー、イベントなどを通じたダイレクトリクルーティングでは、アプローチした相手が転職を考えているとは限りません。そのため、自社が求める人材を採用できるまで時間がかかることも多くあります。
ダイレクトリクルーティングは、自社のみで運用するか、企業が提供するサービスを利用するかのいずれかになります。サービスを利用する場合は、大きく「成功報酬型」「定額型」の2パターンに分かれます。
成功報酬型は採用1人あたりの費用が決まっており、最終的な費用は採用人数によって変動します。採用の可否に関わらず、初期費用やサービス利用料は別途必要です。相場としては、新卒採用1人につき約30~40万円程度が大まかな目安です。
定額型は月単位や年単位で料金が決まっている費用形態で、先行投資型とも呼ばれます。主に人材データベースを提供する形で運用され、定額なので採用人数が多ければ採用単価も下がります。相場としては、新卒採用で年間60~100万円が大まかな目安です。
ダイレクトリクルーティングは自社が求める人材に直接アプローチする手法のため、採用基準が明確な企業に向いています。
特に仕事に対する志向に高い基準を設けている企業や、特定の経験やスキルを持つ人材を求めている企業は、どうしても候補者の絶対数が少なくなります。そういう場合こそ、ターゲットを絞り込んで効率的にアプローチできるダイレクトリクルーティングがおすすめです。
ダイレクトリクルーティングを導入したいけれどリソースやノウハウが不足している、そんな企業は外注を検討してはいかがでしょうか。採用支援を手がける企業にダイレクトリクルーティング+RPOを依頼するのが効率的で、高い成果も期待できます。
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